『DIGITAL DEVIL SAGA〜アバタール・チューナー2』
2005:ATLUS
メガテン(女神転生)シリーズ最新作。DDSの完結編。
このDDS2から一応playは出来るけどストーリー的にやっぱりDDS1を先にやっとかないと訳が分からん。
こういうのは個人的に如何なものかと思う。
評価はB。
システム的にはよく出来てるし面白いと思ったけど、シナリオ&キャラが今ひとつ。というか不満。
システムとしてキャラ成長システム「マントラ・ヘキサ・ドライブ」はキャラを自分好みにカスタマイズ出来るし、スキルのコレクター色もあったのでとても良かった。
あと真メガテン3から継承してる戦闘システム「プレスターン戦闘」も単純な戦闘と違って色々戦略が練れて楽しかった。
惜しむらくはメガテンの代名詞だった悪魔合体&仲魔が無い点。
特に悪魔を仲間に出来ないので2作ほとんどずっと固定キャラで進めるのはやっぱりダレた。
キャラに関してはとにかく今時ロンスカねーちゃん(しかもなんか熱い)が許せない。やっててひいた。見るのもつらかった。
あと、サブキャラはベラベラしゃべるのに主人公が一言もしゃべらないのはいつもながらどうかと思う。
主人公はプレーヤーの分身だからって考えはあるけど、しゃべらないなりのぼかし方が下手で全然感情移入できない。
はっきり言って人形動かしてるみたい。ドラクエ8を見習って欲しい。
シナリオははっきりいって大風呂敷広げ過ぎ。
ゲームにしても映画にしてもコミックにしても、「人間とは」とか「生きるとは」とか無理矢理語らないで欲しい。
そんなのたかがゲームが表現しきれるわけないだろ。リアルでもなんでもないし。これに感動する人とかいるのかなぁ。
まぁ、暇つぶしにはなった程度。にしては長いレビューだ。文句は山ほど出てくるんだよね。