『機動戦士Zガンダム〜星を継ぐ者』
2005
監督:富野由悠季
【ストーリー】
人類が初めて経験した大規模な宇宙空間での戦争が、地球連邦政府とジオン公国のものだった。その最後の一年間は、人型の機動兵器、モビルスーツの実用期ともなった。あれから10年弱……。ユニバーサル・センチュリー0087(ダブルオーエイティセブン)。地球に住む人々とスペースコロニーに住む人々との確執はいまだくすぶり、人々の魂もいまだ地球の重力から解放されていなかった……。
約20年前にテレビ放映されたZガンダムの旧画をベースに、新画を大幅に追加して3本の劇場版に編集し直したものの第1弾。
感想。
色んなところのレビューで言われてることなんだけど、ストーリーの進捗がかなり速い。ほとんどダイジェスト。
30分×50話=25時間を3作計約5時間にまとめようとすればそうなるのは仕方が無いが。
でもふと思ったんだけど、「逆襲のシャア」も「F91」もストーリーの進み具合は多分同じくらいなんだからそんなに面食らう程の事じゃないのかもしれない。
原作を知ってる人が観るとダイジェストに見えるけど、そうじゃなければ上記2作と大差ないのかもね。まぁ、最初っから90分のつもりで作ってるかそうじゃないかの違いはもちろんあるけどね。ストーリー内の時間軸のゆがみとかね。
これも言われてることなんだけど、やっぱり旧画、新画のレベル差はきつい。昔の絵に懐かしさを感じる反面、やっぱりオール新画で見たかったと思う。
でも新画のMS戦闘は一見の価値有り。vsガルバルディしかり、vsギャプランしかり。
アニメといっても今の技術を使って金かけりゃこんだけのものが出来る。すごい。ビリビリきた。こりゃDVDじゃなく大画面で観るべきだ。
ストーリの進捗の速さと旧画、新画のギャップについて作り手の思想は理解出来ないではないけど、やっぱりバランスの悪さを感じずにはいられなかった。
あと「a new translation」て部分については3本全部見終わらないと評価出来ないな。
『やってみるさ!』
観に行ったのが昨日1日で映画の日(\1,000)だった事もあって平日にも関わらず立ち見まで出るくらいだった。座る為に1時間近く並んだし。
客層は誇張じゃなく約95%オトコ。しかもオタク率高し。それほどガンダムに興味の無いカノジョとか連れてったらケンカになること間違いなし。