『ダヴィンチ・コード』
2006:ロン・ハワード
やっと観ました。と言ってももう3週間くらい前。記憶が消えてしまわないうちにガンバって書いてみます。
先に原作を読破していたのでストーリーをなぞるような感じ。(そういう映画の観方がどうかというお話は置いておいて)
小説はそれなりに読み応えがあったのでそれをどう映画に昇華しているかというところに興味があった。
全体的には原作に沿って上手くまとめたなという印象。
ただもちろんボリュームが全然違うから読んでない人は話について行くのが大変だろうなと思った。
読んでたボクでもなんだか展開が早いなーという感じがしたから。
最後の方に黒幕が登場する場面もなんだか「へ?」という感じで一緒に観た人は「あの人悪い人だったの?」とキョトンとしてた。
(まぁ、この唐突さは原作にも言えるのかもしれないけど)
媒体の違いを強く感じたのが当たり前だけど映画は「動き」を見せないといけないので、どうしてもアクションに比重が傾いて原作のニュアンスが消えてたこと。
原作だと謎解きに割と時間がかかるのにすぐに解けるとことか。
あとソフィーが暗号解読官である必要って無いんじゃないかなーとも思った。
読んだ人はディテールに不満を感じて、読んでない人は展開の早さについていけないというちょっともったいない映画でした。
まぁ、ベストセラーの映画化かんてそんなもんだろうけどさ。