『鉄コン筋クリート』
2006
監督:マイケル・アリアス
原作:松本大洋
その昔スピリッツで連載されてた松本大洋コミックのアニメ化。
変化する街とそれに抗う漆黒と純粋のハナシ。うまく表現出来ない。
宝町の雑多な感じ、クロの疾走感と絶望感、シロの浮遊感やとりとめのなさなど原作の雰囲気がよく再現されてたと思う
また、アニメーターの力量なのか全体的にアニメ作りが圧巻の出来。こういうのを観るとやっぱり日本のアニメはすごいと思います。
あと、蒼井優のシロ。
ボクはアニメの声優に俳優使うのにはわりと否定的(本職使えよ)。ジブリ映画とかさ。
でもシロすごく良かったです。これホントにあの娘がやってんのか?と思ったくらい。すごいね、この娘。
「あんしん、あんしん」
週刊連載で原作読んだ時にはクライマックスに向けて疾走感が失われるところがなーという印象があったんだけど、今映画で観るとこれで良いかなとも思う。
というか最後の方、実はあんまり記憶にない。イタチが出てくるあたりとか。読んでないのかも。