『刹那』

059130f5.jpg2003:小沢健二
オザケンのシングル集。

去年の夏あたりから出る出ると言われてたのにのびのびで結局年末にやっと出た。



シングル集なので大体聴いた事あったんだけど、なぜか『さよならなんて云えないよ(美しさ)』と『強い気持ち・強い愛』が聴いた事がなかった。だからって訳じゃないけどこの2曲がfavorite。

オザケン通に言わせると他に入れて欲しい曲があったとか、『さよならなんて〜』はオリジナルの方が良かったとか、なんで『LIFE』に入っている『いちょう並木のセレナーデ』が入っているんだとか言いたいことが色々あるみたいなんだけど、僕は好き。ホント好き。無条件で好き。理屈はいらない。



アルバムタイトルの『刹那』はオザケン本人が駆け抜けた90年代を象徴しているって解釈が多い(ホントかどうかは知らんけど)。

でもたとえ一瞬であったとしてもこれだけの楽曲を残してくれた小沢健二に感謝したい。



「冷たく強い風 君と僕は笑う 今のこの気持ちほんとだよね」



真冬にコート着てマフラー巻いて白い息吐いて歩きながら聴きたい1枚。というか冬にこれを聴かずに何を聴くんだっっっ!聴いてくれっっ!



「高い山まであっというま吹き上がる 北風の中 僕は何度も何度も考えてみる」