『ワンダフルライフ』
1998
監督:是枝裕和
【ストーリー】
人は亡くなった時、天国の入口でこう言われます。
「あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んで下さい。いつを選びますか?」
その問いかけに人々は自分の人生を振り返り、悩み、後悔し、思い出に浸る…。
そんな状況に置かれた死者たちとその選択を手助けする人々の物語。
この映画を是枝監督自ら小説化した「小説ワンダフルライフ」を前に読んでこれが映像化されてるなら観てみたいなーと思ってました。
でも新宿TSUTAYAにDVDが1本しかなくて1年半くらい待ったよ…。
で1年半待って観た感想は、満足満足。
小説の元になった映画だから当たり前なんだけど、小説の雰囲気そのままというかセットの全体的なセピア調な感じがすごく良かった。
死後の世界の非現実感がとてもよく出てたと思う。冬に観れて良かった。
あと特筆すべきはやっぱARATAのカッコ良さとおばーちゃんのかわいさだな。
惜しむらくはちょっと長かった。ゆるーい時間の流れ方のする映画なので途中間延びしてる感じがあった。
この内容だったら1時間40分くらいの方が良かった。
「初めて自分も人の幸せに参加していることがわかった。それはとても素敵な発見だった。」
僕はどんな場面を選ぶのかね。