『アメリ』
2001
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
【ストーリー】
好きなこと→映画を観てる他人の顔をこっそり覗くこと、クレームブリュレのカリカリした焦げ目をスプーンで壊すこと、食料品店の豆袋に手を入れること、サンマルタン運河で水切りすること。
子供の頃から空想の世界が一番の遊び場だったアメリは、モンマルトルのカフェで働いて一人暮らししながら、それなりに楽しい毎日を送っています。でもアメリは自分に欠けているものの存在に気づいていました。
それはつまり、自分は他人とうまく関係を結ぶことができないということ、人生に対してまるで引込み思案だということです。
最初の公開時に観逃してDVDになってから観ました。
すごく好きな映画の1つ。機会があれば映画館で観たいなーと思っていたところ、今回早稲田松竹で公開されたので観れました。
ストーリーは7割くらい忘れてたのですごく楽しく観れた。
この映画はまずなんといってもオドレイ・トトゥのキュートさでしょう。
ちょっと風変わりな少女アメリをぴたりと演じてます。色んな人の為(?)にがんばるところがまたキュート。
キャミ姿なんかも出てくるのに全然セクシーに感じさせないところもうまいと思った(演出、演技両方ね)。
あとはジュネ監督のこだわりからかパリの街が幻想的なくらいに美しく魅力的にまとめられてる。実際行った事無いけど、こんな街だったら住んでみたいなーと思う。
でも1番印象に残ってる好きなシーンは、子供アメリが隣のオヤジに復讐する為に、屋根に登ってTVのアンテナ線を抜いたり挿したりすること。
やっぱフランス映画はいーわ。こういうコメディタッチの映画が特に。